CMS:用語集
6分
以下の定義は、CMS(コンテンツ管理システム)、そのコレクションとコンテンツ、接続されたページと要素などを理解するのに役立ちます。CMS を利用すると、サイト上でさまざまな種類のコンテンツを格納してアクセスしたり、無制限のページを作成したりすることができます。

コレクション
CMS は 1つ以上のコレクションで構成されています。コレクションとは、サイトのコンテンツをスプレッドシートのようなテーブル(行と列のグリッド)で整理したデータベースのことを指します。コンテンツには、テキスト、画像、ファイル、および、特定のサイトで使用するその他の種類のコンテンツを含めることができます。
コレクション内の各行はアイテムを表します。テーブルの各列はフィールドを表し、通常はアイテムのプロパティ(例:アイテムの色)など特定のコンテンツタイプが設定されます。サイト上の要素はコレクション内のアイテムとフィールドに接続することができます。サイトには関連する 2つのコレクションがあり、それぞれオプションのサンドボックスコレクションとライブコレクションという形で個別に存在しています。オプションのサンドボックスコレクションは、エディタでサイトを開発する際に操作することができます。ライブコレクションはライブサイトに表示され、訪問者が実際に操作できるデータです。サンドボックスのデータはいつでもライブコレクションに同期することができますが、この操作を行うとライブコレクションのコンテンツが上書きされます。
コレクション内の各行はアイテムを表します。テーブルの各列はフィールドを表し、通常はアイテムのプロパティ(例:アイテムの色)など特定のコンテンツタイプが設定されます。サイト上の要素はコレクション内のアイテムとフィールドに接続することができます。サイトには関連する 2つのコレクションがあり、それぞれオプションのサンドボックスコレクションとライブコレクションという形で個別に存在しています。オプションのサンドボックスコレクションは、エディタでサイトを開発する際に操作することができます。ライブコレクションはライブサイトに表示され、訪問者が実際に操作できるデータです。サンドボックスのデータはいつでもライブコレクションに同期することができますが、この操作を行うとライブコレクションのコンテンツが上書きされます。
CMS に接続する
CMS
CMS(コンテンツ管理システム)は、コレクションのコンテンツを編集・管理する場所です。CMS にはサイトダッシュボード、またはエディタからアクセスすることができます。
データセット
データセットは、ページ上の要素とコレクション内のコンテンツをつなぐ重要な役割を果たします。これらはバックエンドで機能するもので、ライブサイトには表示されません。データセットを使用して双方向接続を確立し、コレクションコンテンツの表示、ユーザー入力のキャプチャ、またはその両方を行うことができます。データセット設定で、一度に表示するアイテム数、読み込み順序、表示数を指定できます。
データセットモード
データセットモードは、データセットとそれに接続されている要素が、コレクションのコンテンツに対してどのような操作を実行できるかを制御するための設定です。データセットモードは、以下から選択することができます:
- 読み取り:ページ上の要素は、コレクションからコンテンツを読み取って表示することができます。サイト訪問者は、コレクション内のコンテンツに変更を加えることはできません。
- 書き込み:ページ上の要素に、コレクションのコンテンツを表示することはできません。サイト訪問者は、ユーザー入力要素と送信ボタンを使用して、コレクションにコンテンツを追加することはできますが、コレクション内のコンテンツを編集することはできません。
- 読み取り・書き込み:ページ上の要素は、コレクションからコンテンツを読み取って表示することができます。また、サイト訪問者は、ユーザー入力要素と送信ボタンを使用して、コレクションのコンテンツを追加または編集することができます。
動的リストページ
動的リストページは、コレクション内の複数のアイテムをリピーター、ギャラリー、またはテーブルに表示するために使用される動的ページです。
動的アイテムページ
動的ページ
動的ページは、1つのレイアウトでデザインされたページで、コレクションから異なるアイテムを表示するために繰り返し使用することができます。動的ページに実際に表示されるコンテンツは、その URL によって決まります。動的ページには動的アイテムページ と動的リストページの 2種類があります。
動的ページは、単一のデザインテンプレートを使用して、CMS コレクションのコンテンツを表示します。動的リストページは、リピーター、ギャラリー、またはテーブルに複数のアイテムを表示し、個々のアイテムの詳細を提供する動的アイテムページにリンクします。各アイテムには固有の URL が割り当てられるため、コンテンツを効率的に管理することができます。また、カテゴリーごとにアイテムを一覧表示できるようにしたり、設定した権限に基づいて、共同管理者がライブサイトから直接コンテンツを管理できるようにすることも可能です。
動的ページデータセット
動的ページデータセットは、動的ページを作成する際に自動的に追加されるエディタのコンポーネントです。通常のデータセットと同様、ページ上の要素をコレクションに接続することができます。また、フィルターを追加したり、ページのコンテンツを並べ替えたりすることもできます。
フィールド
フィールドは、コンテンツを格納するコレクション内の場所で、列として表されます。コレクション内のすべてのアイテムは、テキスト、画像、ブーリアン型、番号(数値)、日付、時間など、1つ以上のフィールドで構成されています。コレクションには、デフォルトで非表示になっているデフォルトのシステムフィールドもあります。
フィールド ID(Velo by Wix)
フィールド ID は、コードでコレクション内のフィールドを参照するために使用する固有の識別子名です。
コレクションで新しいフィールドを追加する際に、「フィールド ID」を指定できます。独自のフィールド ID を指定しなければ、フィールド名に基づいてフィールド ID が作成されます。フィールドの作成後にフィールド ID を変更することはできません。
コレクションで新しいフィールドを追加する際に、「フィールド ID」を指定できます。独自のフィールド ID を指定しなければ、フィールド名に基づいてフィールド ID が作成されます。フィールドの作成後にフィールド ID を変更することはできません。
フィールド名
フィールド名は、コレクションでフィールドの列の最上部に表示されるラベルです。フィールド名は、エディタでページ要素をデータセットに接続する際にも使用します。
コレクションで新しいフィールドを追加する際に、フィールド名を指定します。フィールド名は、フィールドの作成後も変更することができます。変更すると、該当するフィールドに紐づくすべての接続が更新されます。
コレクションで新しいフィールドを追加する際に、フィールド名を指定します。フィールド名は、フィールドの作成後も変更することができます。変更すると、該当するフィールドに紐づくすべての接続が更新されます。
フィールドタイプ
フィールドタイプは、フィールドに含まれるコンテンツの種類を定義します。テキスト、画像、ブーリアン型、番号(数値)、日付、時間、リッチテキスト、URL、ドキュメントなど、いくつかのフィールドタイプから選択できます。コレクションに新しいフィールドを追加するときは、フィールドタイプを指定します。フィールドタイプは、ページ要素をコレクション内のフィールドに接続するときに使用されます。
アイテム
アイテムはコレクション内の 1つのレコードで、コレクション内では行として表されます。コレクション内のすべてのアイテムは、1つ以上のフィールドで構成されています。
ライブコレクション
ライブコレクションは、公開したサイトに関連付けられているコレクションです。ライブコレクションのコンテンツは、公開したサイトに表示されます。また、これはライブサイトで収集したコンテンツを格納するためのコレクションとしても使用されます。これらのコレクション間では、データを同期させたり、オプションのサンドボックスからライブコレクションにコンテンツをコピーしたり、ライブコンテンツをサンドボックスに上書きしてエディタで操作したりすることができます。
コレクションの権限
コレクションの権限では、ライブサイトまたは CMS から、コレクションのアイテムを表示、追加、更新、または削除できるユーザーを指定することができます。サイト会員、共同管理者、アイテムの作成者、カスタムの役割ごとに権限をカスタマイズして、必要なユーザーのみがコレクションにアクセスできるようにすることができます。
プライマリフィールド
コレクションのプライマリフィールドは、別のコレクションをそのコレクションに接続して、コンテンツを参照するために使用します。
すべてのコレクションには、フィールド名の横に旗アイコンが付いたプライマリフィールドが存在します。デフォルトでは、「タイトル」フィールドがプライマリフィールドとなっていますが、コレクション内の任意のテキストフィールドをプライマリフィールドとして設定することができます。
すべてのコレクションには、フィールド名の横に旗アイコンが付いたプライマリフィールドが存在します。デフォルトでは、「タイトル」フィールドがプライマリフィールドとなっていますが、コレクション内の任意のテキストフィールドをプライマリフィールドとして設定することができます。
リピーター
リピーターは、要素のグループに対して 1つのレイアウトを作成できる機能です。各リピーターアイテムは同じレイアウトを使用しますが、異なるコンテンツを表示します。
リピーター内の要素を CMS コレクションフィールドに接続してコンテンツを動的に表示することができます。各リピーターアイテムには、異なるコレクションアイテムに関するコンテンツが表示されます。または、CMS に接続せずにリピーターで静的コンテンツを使用することもできます。
サンドボックスコレクション
オプションのサンドボックスコレクションは、Wix エディタでサイトに関連付けられているコレクションです。サンドボックスのコンテンツは、コレクションをライブコレクションと同期させない限り、公開サイトには表示されません。サンドボックスのコンテンツは、プレビューモードでの操作によって影響を受けます。
「送信」ボタン
「送信」ボタンは、ユーザー入力要素と組み合わせてページに追加するボタンです。訪問者がこのボタンをクリックすると、ユーザーが入力した内容がコレクションに保存されます。
ページに通常のボタンを追加し、「クリック時の動作を選択」のオプションで「送信」を選択すると、「送信」ボタンを作成することができます。
ページに通常のボタンを追加し、「クリック時の動作を選択」のオプションで「送信」を選択すると、「送信」ボタンを作成することができます。
同期(コピー / 上書き)
同期を使用すると、オプションのサンドボックスとライブコレクション間でコンテンツを移動できます。コレクション内の選択したアイテムまたはすべてのアイテムを、サンドボックスコレクションからそのコレクションのライブバージョンにコピーできます。
また、ライブバージョンのすべてのコンテンツでサンドボックスコレクションを上書きしたり、ライブバージョンのコンテンツですべてのサンドボックスコレクションを上書きしたりすることもできます。同期操作はサンドボックスコレクションからのみ開始できます。
システムフィールド
システムフィールドは、各コレクションに自動的に追加されるフィールドですが、デフォルトでは非表示となっていて編集することはできません。システムフィールドには、「ID」、「作成日」、「更新日」、「所有者」フィールド、および、動的ページへの「ページリンク」フィールドなどがあります。
ユーザー入力要素
ユーザー入力要素を使用すると、ユーザーが入力した内容をコレクションに格納することができます。データセットモードを「書き込み」または「読み取り・書き込み」に設定して、ユーザー入力要素をデータセットに接続します。