CMS:用語集

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以下の定義は、CMS(コンテンツ管理システム)、そのコレクションとコンテンツ、接続されたページと要素などを理解するのに役立ちます。CMS を利用すると、サイト上でさまざまな種類のコンテンツを格納してアクセスしたり、無制限のページを作成したりすることができます。
CMS 内のレシピコレクションのスクリーンショット。

コレクション

CMS は 1つ以上のコレクションで構成されています。コレクションとは、サイトのコンテンツをスプレッドシートのようなテーブル(行と列のグリッド)で整理したデータベースです。コンテンツにはテキスト、画像、ファイル、および特定のサイトで使用するその他の種類のコンテンツを含めることができます。

コレクション内の各行はアイテムを表します。テーブルの各列はフィールドを表し、通常はアイテムのプロパティ(例:アイテムの色)など特定のコンテンツタイプが設定されます。サイト上の要素はコレクション内のアイテムとフィールドに接続することができます。サイトには関連する 2 つのコレクションがあり、それぞれオプションのサンドボックスコレクションライブコレクションという形で個別に存在しています。オプションのサンドボックスコレクションは、エディタでサイトを開発するときに操作することができます。ライブコレクションはライブサイトに表示され、訪問者が実際に操作できるデータです。サンドボックスのデータはいつでもライブコレクションに同期することができますが、この操作を行うと現在のライブコレクションのコンテンツが上書きされます。

CMS に接続する

CMS への接続は、データセット経由で要素をコレクションに接続するプロセスです。要素をコレクションに接続してコンテンツを表示したり、ユーザー入力をキャプチャしたりすることができます。要素をコレクションに接続するには、ページにデータセットを追加する必要があります。

CMS

CMS(コンテンツ管理システム)は、コレクションのコンテンツを編集する場所です。CMS にはサイトのダッシュボードまたはエディタからアクセスしてください。

データセット

データセットは、ページ上の要素とコレクション内のコンテンツをつなぐ重要な役割を果たします。これらはバックエンドで機能するもので、ライブサイトには表示されません。データセットを使用して双方向接続を確立し、コレクションコンテンツの表示、ユーザー入力のキャプチャ、またはその両方を行うことができます。データセット設定で、一度に表示するアイテム数、読み込み順序、表示数を指定できます。

データセットモード

データセットモードは、コレクションに接続されている要素が、コレクションのコンテンツに対してどのような操作が可能かを制御する設定です。読み書き、読み取り専用、書き込み専用のオプションがあります。

動的リストページ

動的リストページは、コレクションから同じ条件に一致する多数のアイテムを表示するために使用される動的ページです。動的リストページの URL を作成するとき、コレクション内のフィールドを使用して、コレクションのアイテムのグループを識別することができます。

動的アイテムページ

動的アイテムページは、コレクションから一度に 1つのアイテムを表示するために使用される動的ページです。動的アイテムページの URL を作成するとき、コレクション内のフィールドを使用して、コレクションの各アイテムを一意に識別することができます。

動的ページ

動的ページは、繰り返し使用できる 1 つのレイアウトでデザインするページで、毎回、データベースコレクションから異なるアイテムを表示します。動的ページに実際に表示されるコンテンツは、その URL で決まります。動的ページには動的アイテムページ動的リストページの 2種類があります。

動的ページデータセット

動的ページデータセットは、動的ページを作成する際に自動的に追加されるエディタのコンポーネントです。通常のデータセットと同様に、ページ上の要素をコレクションに接続することができます。また、フィルターを追加したり、ページのコンテンツを並べ替えたりすることもできます。

フィールド

フィールドは、コンテンツを格納するコレクション内の場所で、列として表されます。コレクション内のすべてのアイテムは、テキスト、画像、ブーリアン型、番号(数値)、日付、時間など、1つ以上のフィールドで構成されています。コレクションには、デフォルトで非表示になっているデフォルトのシステムフィールドもあります。

フィールド ID(Velo by Wix)

フィールド ID は、コードでコレクション内のフィールドを参照するために使用する固有の識別子名です。

コレクションで新しいフィールドを追加する際に、「フィールド ID」を指定できます。独自のフィールド ID を指定しなければ、フィールド名に基づいてフィールド ID が作成されます。フィールドの作成後にフィールド ID を変更することはできません。

フィールド名

フィールド名は、コレクションでフィールドの列の最上部に表示されるラベルです。フィールド名は、エディタでページ要素をデータセットに接続するときにも使用します。

コレクションで新しいフィールドを追加するときに、フィールド名を指定します。フィールド名はフィールドの作成後も変更できます。変更すると、該当するフィールドに紐づくすべての接続が更新されます。

フィールドタイプ

フィールドタイプは、フィールドに含まれるコンテンツの種類を定義します。テキスト、画像、ブーリアン型、番号(数値)、日付、時間、リッチテキスト、URL、ドキュメントなど、いくつかのフィールドタイプから選択できます。コレクションに新しいフィールドを追加するときは、フィールドタイプを指定します。フィールドタイプは、ページ要素をコレクション内のフィールドに接続するときに使用されます。

アイテム

アイテムはコレクション内の 1つのレコードで、コレクション内では行として表されます。コレクション内のすべてのアイテムは、1つ以上のフィールドで構成されています。

ライブコレクション

ライブコレクションは、公開したサイトに関連付けられているコレクションです。ライブコレクションのコンテンツは、公開されたサイトに表示されます。また、ライブサイトで収集したコンテンツが格納されるコレクションでもあります。コレクション間で同期し、オプションのサンドボックスからライブコレクションにコンテンツをコピーしたり、ライブコンテンツをサンドボックスに上書きしてエディタで操作したりできます。サンドボックスについての詳細はこちら

権限

権限により、コレクション内のコンテンツの操作を許可する訪問者と、許可する操作内容を制御できます。利用可能な権限は、追加、閲覧、更新、削除です。役割ごとに異なる権限を割り当てることができます。

プライマリフィールド

コレクションのプライマリフィールドは、別のコレクションをそのコレクションに接続して、コンテンツを参照するために使用します。

すべてのコレクションにはプライマリフィールドがあります。フィールド名の横には旗アイコンが表示されています。デフォルトでは「タイトル」フィールドがプライマリフィールドとなっていますが、コレクション内の任意のテキストフィールドをプライマリフィールドとして定義することもできます。

リピーター

リピーターは、要素のグループに対して 1つのレイアウトを作成できる機能です。各リピーターアイテムは同じレイアウトを使用しますが、異なるコンテンツを表示します。

リピーター内の要素を CMS コレクションフィールドに接続してコンテンツを動的に表示することができます。各リピーターアイテムには、異なるコレクションアイテムに関するコンテンツが表示されます。または、CMS に接続せずにリピーターで静的コンテンツを使用することもできます。

サンドボックスコレクション

オプションのサンドボックスコレクションは、Wix エディタでサイトに関連付けられているコレクションです。サンドボックスのコンテンツは、コレクションをライブコレクションと同期しない限り、公開サイトには表示されません。サンドボックスのコンテンツは、プレビューモードでの操作の影響を受けます。サンドボックスに関する詳細はこちら

「送信」ボタン

「送信」ボタンは、ユーザー入力要素と組み合わせてページに追加するボタンです。訪問者が送信ボタンをクリックすると、ユーザー入力がコレクションに保存されます。

ページに通常のボタンを追加し、「クリック時の動作を選択」オプションを「送信」に設定して、送信ボタンを作成します。

同期(コピー / 上書き)

同期を使用すると、オプションのサンドボックスとライブコレクション間でコンテンツを移動できます。コレクション内の選択したアイテムまたはすべてのアイテムを、サンドボックスコレクションからそのコレクションのライブバージョンにコピーできます。

また、ライブバージョンのすべてのコンテンツでサンドボックスコレクションを上書きしたり、ライブバージョンのコンテンツですべてのサンドボックスコレクションを上書きしたりすることもできます。同期操作はサンドボックスコレクションからのみ開始できます。

システムフィールド

システムフィールドは、各コレクションに自動的に追加されるフィールドですが、デフォルトでは非表示になっており、編集することはできません。システムフィールドには、ID、作成日、更新日、サイト所有者、動的ページリンクがあります。

ユーザー入力要素

ユーザー入力要素を使用すると、ユーザーコンテンツをキャプチャしてコレクションに格納できます。データセットモードを「書き込み専用」または「読み取り&書き込み」に設定して、ユーザー入力要素をデータセットに接続します。

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