コンテンツマネージャー:概要

最も基本的な例として、コンテンツマネージャーは、すべてのサイトコンテンツを一元的に保存および管理する場所です。コンテンツマネージャーの最も複雑な側面は次のとおりです:
  • 1つのレイアウトを使用してさまざまなコンテンツを表示可能な動的ページを作成する方法。
  • 自分が管理する環境で、他のユーザーがコンテンツで共同作業できる安全な方法。
  • サイト訪問者からのコンテンツや情報の収集を可能にするツール。
コンテンツマネージャーを使用すると、コンテンツを 1か所で管理し、複数のページに表示することができます。同じデザインでさまざまなコンテンツを使用して、リピーターなどのパーツにコンテンツを表示できます。このアプローチは、リスト、ポートフォリオ、レシピ、サービスなどに最適です。
コンテンツマネージャーを使用すると、サイトの構築と管理にかかる労力を最小限に抑えることができると同時に、SEO 基準を維持します。その結果、コンテンツの量に関係なく、Google などの検索エンジンでの表示を維持することができます。

すべてのコンテンツを 1か所で管理する

コンテンツマネージャーを使用すると、すべてのコンテンツをエディタとは別の環境に保持できます。これにより、サイトのデザインを更新せずに、サイトのコンテンツを何度でも更新することができます。
コンテンツはコレクションに保管されます。コンテンツとは、あなたが作成したコンテンツ、サイト訪問者から取得したコンテンツ、またはその両方で、アイテム(行)とフィールド(列)で構成されるグリッドレイアウトに保管されます。
新しいコレクションを作成するときは、常にアクセス権限を設定する必要があります。これらの権限は、コンテンツにアクセスできるユーザーと実行できる操作を定義します。
テキストフィールドと画像フィールドで構成される物件リストを含むコレクションのスクリーンショット。

他のユーザーにコンテンツでの作業を許可して共同で編集する

コンテンツマネージャーの権限設定を使用して、共同管理者にコンテンツへのアクセスを許可します。これで、他人が Wix エディタを使用してサイトのデザインを変更してしまう心配がなくなります。
コレクションの権限を設定する際、権限の種類のリストから選択できます。これらの権限タイプを使用して、さまざまなシナリオのアクセス権限を制御します。コレクションの権限を変更する方法はこちら
権限タイプでカバーされるシナリオの一部:
  • コンテンツの表示:このシナリオでは、権限タイプ「公開」を選択できます。この設定では誰でもあなたのコレクションのコンテンツを閲覧できます。このオプションは、表示したい独自のコンテンツを含むコレクションに対して使用します。
  • サイト訪問者のコンテンツの取得:この場合は、権限タイプとして「フォームの解答」を選択します。この設定では、誰でもコレクションにコンテンツを送信できます。ユーザーによる入力内容を保存するコレクションで活用することができます。
詳細は、コンテンツマネージャーラーニングセンターにてこちらのレッスンをご覧ください。

1つのレイアウトを使用してコンテンツを多数表示する

コンテンツマネージャーでは、1つのレイアウトをもとにして必要な数のページを生成し、サイトを作成することができます。この種のサイトは動的 Web サイトと呼ばれます。コレクションに接続された動的サイトパーツを使用するサイトで、プロジェクト、ポートフォリオ、リストの紹介などに最適です。
詳細は、コンテンツマネージャーラーニングセンターにて動的ページの使用に関するレッスンをご覧ください。(英語)
コンテンツマネージャーをサイトに追加したら、さまざまな方法で動的ページとコンテンツを追加できるようになります。
まずはプリセットなどから始めてみましょう。プリセットは動的ページと密接に関連した、すぐに使用できる動的ページのセットです。コンテンツの成長に合わせて、データもその都度増やしていくことができます。これらを使用することで、サイトに必要なだけコンテンツを表示できます。
1つの動的ページを使用してコレクションの複数のアイテムを表示する方法を示しているスクリーンショット。

エンゲージメントの向上 - サイト訪問者からコンテンツを集めよう

フォームを提供すると情報やコンテンツの送信をカバーできるため、訪問者はサイトを訪れて積極的に参加することができます。さまざまな入力要素を使用してフォームを作成し、次にコンテンツマネージャーを使用してコレクション内の訪問者のコンテンツをキャプチャ、保存、表示、編集します。
ヒント:
ユーザーレビューなど、訪問者が生成したコンテンツの使用を検討しましょう。このようなコンテンツはコレクションに保存できるだけでなく、ページ上のパーツに接続して表示することもできます。
テキスト入力と、移動用、アップロード、送信用のボタンを含む入力要素で構成されるカスタム表のスクリーンショット。

ページのパーツにリンクしてコンテンツを表示する

サイトにコンテンツマネージャーを追加すると、特定のエディタパーツを新しいコレクションに接続できるようになります。これらのパーツは、テキストや画像など、コレクションのコンテンツを表示することができます。
エディタ内のすべてのパーツがコンテンツマネージャーで機能するわけではありませんが、すべてのコレクションフィールドタイプには、互換性のあるエディタパーツが少なくとも 1 つあります。
エディタ内のギャラリー要素のスクリーンショット。接続がハイライトされた「ギャラリーを接続」パネルが表示されます。

データセットを使用してコンテンツの表示方法を制御する

データセットを使用して、コレクションのどのコンテンツを表示するかを制御できます。また、表示される順序や、並べ替えやフィルターといった方法を制御することもできます。
データセットは、コレクションとページパーツの間のリンクだと考えてください。
データセットを使用すると、テキストボックスや画像などの単一のパーツをコレクションにリンクできます。また、テーブルやリピーターをリンクすることもでき、その場合これらのパーツには複数のコレクション項目のコンテンツが表示されます。データセットでは、サイト訪問者がフォームを使用して送信したコンテンツをキャプチャすることもできます。このコンテンツはコレクションに保存し、ページに表示することができます。
データセット設定パネルが開いている動的リストページのスクリーンショット。寝室数のフィルターが追加されています。

もっと詳しく知りたいですか?
コンテンツマネージャーの使用方法については Wix Learn をご覧ください。動的コンテンツの詳細については 2番目の動画をご覧ください。

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