CMS:コレクションの構造について

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CMS では、コンテンツ構造(Schema(スキーマ)とも呼ばれます)を用いて各コレクションに含まれるフィールドとそのタイプを定義しています。ページにデータセットを追加すると、コレクション構造に定義されているフィールドのみが含まれます。構造の一部ではないフィールドをコレクションに含めることができる場合もあります。

コレクションで新しいフィールドを作成すると、フィールドが構造に追加され、ライブコレクションに反映されます。

オプショナルサンドボックスコレクションを有効にしている場合、コレクションのコンテンツを同期する際にのみコレクションを同期する必要があります。構造はサンドボックスとライブコレクションで同じです。

重要:
構造は目に見えるものではありません。構造は、システム内のさまざまな機能が、コレクション内のコンテンツの種類とユーザーが利用できるオプションを認識できるようにする目的で使用されます。

構造の使用目的

構造は、コレクションをページ要素に接続するときと動的ページの URL を作成するときに使用されます。データセットには構造に定義されているフィールドのみが含まれているため、ページ要素も構造に定義済みのフィールドにのみ接続できます。また、動的ページの URL を作成するときも、構造に定義されているフィールドのみを使用できます。
構造を使用して、コレクションに追加されるコンテンツの型が適切であるか、またはそのコンテンツが既存のフィールドに属しているかなどの検証が行われることはありません。任意のタイプのコンテンツを任意のフィールドに追加できます。

非構造フィールド

非構造フィールドは、コレクションに表示されるが、実際にはコレクションに存在していないフィールドです。

これは、サイトを以前のバージョンにロールバックした場合に発生する可能性があります。以前のバージョンのサイトを復元すると、以前の構造は復元されますが、コンテンツはそのまま残ります。そのため、場合によってはコレクション内のコンテンツが元の構造と異なることがあります。
コレクションでは、これらのフィールドには、フィールドがまだ定義されていないことを示す警告アイコンが表示されます。

非構造フィールドを構造に追加する方法:

  1. サイトダッシュボードの「CMS」にアクセスします。
  2. 該当するコレクションをクリックします。
  3. フィールド名をクリックします。
  4. フィールドタイプ」を選択し、「保存」をクリックします。
「フィールドを編集」パネル
注意:
フィールド ID は、非構造フィールドを作成する際に自動的に定義され、変更することはできません。

構造バージョン

古いバージョンのサイトを復元すると、構造は古いバージョンの状態に復元されます。しかし、コンテンツはコレクションには復元されません。これはオプショナルサンドボックスコレクションを有効化していても同じです。

エラー 404 コードとコレクション

訪問者が、見つからないページに移動すると、404 エラーが発生します。これは、サンドボックスコレクションがライブコンテンツと同期されていないことが原因である可能性があります。

その結果、動的ページに表示されるはずのアイテムがライブコレクションで存在しません。この問題を解決するには、サンドボックスコンテンツをライブコンテンツと同期してください。

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