エディタのパフォーマンス：ベストプラクティス

エディタのパフォーマンスを改善して、サイトでより速く、より効率的に作業できるようにするためのベストプラクティスを学びましょう。

エディタのパフォーマンス（読み込み時間と反応時間）は、いくつかのローカルおよび非ローカルの要因に依存します。

サイトを編集する環境は、エディタのパフォーマンスに大きく影響します。ローカルの要因としては、コンピュータ、ブラウザ、インターネット接続、ファイアウォールなどが挙げられます。ローカル設定を改善することで、エディタの読み込みと反応時間を向上させることができます。

ローカル設定に関わらず、サイトのコンテンツと構造もエディタのパフォーマンスに影響を及ぼします。一度に1ページずつコンテンツを読み込むライブサイトとは異なり、エディタはサイトのすべてのページを一度に読み込みます。ページあたりのコンテンツ数や静的ページの数を減らしたり、その他の負荷を軽減する方法を使用することで、パフォーマンスを向上させることができます。

サイトのコンテンツと構造をより最適化する方法については、この記事の次のセクションをご覧ください。

多くのページを複製してコンテンツを手動で変更する代わりに、動的ページを使用できます。動的ページを使用すると、サイト上の静的ページの数を減らし、エディタのパフォーマンスを向上させることができます。

動的ページを使用すると、複数のページで同じページレイアウトを再利用し、各ページに異なるコンテンツを表示することができます。すべての動的ページは CMS のコレクションに接続されます（ページに表示したい情報はコレクションに追加していくことになります）。

パーツを何度も複製してそれぞれのデザインを1つずつ編集するのではなく、リピーターを使用しましょう。リピーターを使用して、エディタが読み込む必要のある固有のパーツの数を減らすことで、エディタのパフォーマンスを向上させることができます。

リピーターは、同じレイアウトとデザインで複数のアイテムのリストを表示することができる単一のパーツです。それぞれの「アイテム」は、テキストボックス、画像、ボタンなどの複数の要素で構成されています。リピーターで1つのアイテムのレイアウトやデザインを変更すると、その変更はすべてのアイテムに一度に適用されます。 CMS でリピーターをコレクションに接続し、動的データを表示することもできます。

ページに多数の個別の画像パーツを追加する代わりに、単一のギャラリーに画像を追加することができます。これにより、複数ではなく1つのパーツのみが読み込まれるため、エディタのパフォーマンスが向上します。 CMS でギャラリーをコレクションに接続して、画像を動的に表示することもできます。

サイトの新しいページに頻繁に新しいコンテンツを追加する場合は、代わりにブログ記事を書くことを検討しましょう。 Wix ブログは、単一の動的ページを使用して各記事を読み込みます。これは、エディタが読み込むページが少なくなり、パフォーマンスが向上します。