Wix ストア:商品オプションと変更について
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商品オプションや変更を使用して、顧客が購入手続きをカスタマイズできるようにしましょう。これらは似ていますが、バックグラウンドでの動作が異なります。違いを把握することで、それらを効果的に使い分けることができます。まずは、両方を含むサンプル商品を見てみましょう。
商品オプションと変更が表示されたスクリーンショット。
以下の商品ページでは、サイズドロップダウンは「商品オプション」で、その他の選択項目はすべて「変更」です。商品オプションや変更であるドロップダウンや色見本の違いは、顧客には表示されません。

以下のいずれかのフィールドタイプで変更を作成できます:
- 変更:ドロップダウン、色見本、またはテキストボックス
- 商品オプション:ドロップダウンまたは色見本
商品オプションと変更では、どちらを作成する必要がありますか?
ネットショップで販売する特定の商品に、変更、商品オプション、またはそれら両方を作成する必要があるかどうかは、以下の質問をご覧いただき、自身の商品に適した方法を選択してください:
在庫数を追跡する必要はありますか?
どの方法が最も適しているかを考える上でまず重要なのが、「商品バリエーションの在庫数を個別に追跡する必要があるか」ということです。例を見てみましょう。
あるショップのオーナーが、S サイズと L サイズの指輪を販売していて、顧客が無料で指輪に刻印を入れることができるサービスを提供しています。オーナーは、2種類の指輪の在庫数を個別に管理する必要があるため、「サイズ」という名前の商品オプションを作成し、「S サイズ」と「L サイズ」の 2つのバリエーションを追加しました。
ただし、刻印は指輪のサイズに関わらず提供するサービスであり、また在庫数を追跡する必要もないため、こちらについては商品オプションではなく、変更を作成して顧客が選択できるようにしました。

それぞれのバリエーションの価格は同じですか?
上記の例は、S サイズと L サイズの指輪を同じ価格で販売し、顧客が無料で指輪に刻印を入れることができるサービスでしたが、このオーナーが刻印を有料にする場合は、商品オプションのみを作成し、刻印の有無とサイズを同時に選択できるバリエーションを追加する必要があります。これは、変更の機能では価格を設定することができないためです。
このような場合、商品オプションには以下のような 4つのバリエーションを追加する必要があります。つまり、S サイズと L サイズを、刻印あり(Yes)のバリエーションと刻印なし(No)のバリエーションで作成し、刻印ありの方に追加料金を上乗せする必要があります。

その他、商品オプションの方が適している場合
商品に特定の詳細を設定したり、特定の料金を自動で計算する機能は、商品オプションでのみ利用することができるため、ご注意ください。
たとえば、バリエーションのない商品を作成する場合、配送重量は「在庫と配送料」セクションで設定することができますが、バリエーションのある商品の場合は、商品オプションを作成して、バリエーションごとに個別に設定する必要があります(変更では、このような詳細を設定することはできません)。
以下のオプションは、変更ごとではなく、商品ごとまたはバリエーションごとに利用できます。以下を使用するには、商品オプションを作成してください:
- 予約購入
- 商品コスト
- 配送重量
よくある質問
1つの商品につき変更はいくつまで作成することができますか?
1つの商品につき商品オプションはいくつまで作成することができますか?
顧客が刻印などのテキストを入力できるようにするにはどうすればよいですか?
画像や動画を商品オプションに接続するにはどうすればよいですか?
変更に画像や動画を設定するにはどうすればよいですか?
複数の変更にまとめて変更を加えることはできますか?
変更に付けた名前は顧客に表示されますか?
変更を作成すると、顧客は必ずその項目を選択する必要がありますか?
商品にカスタム項目を追加する代わりに、購入手続き画面にカスタム項目を追加することはできますか?
商品オプションを作成する際、一部の列が表示されないのはなぜですか?