Wix SEO レポートでサイトのログデータを使用する

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サイトのログデータ(またはボットログレポート)には、サイトが訪問者と検索エンジンボットから取得したすべてのリクエストが含まれます。(英語)リクエストとは、サイト上の特定のページ、画像、文書ファイル、またはその他の種類のファイルを表示する試みを表します。
また、次のようなリクエストデータも記録します:
  • 各リクエストの日時
  • リクエストに対する応答(成功または失敗)
  • リクエストされたページ

Wix アクセス解析のログデータレポート

Wix アクセス解析の SEO レポートを使用して、サイトのログデータから有益な情報を確認することができます。
一定期間でのボットトラフィック」、「ページごとのボットトラフィック」、「一定期間での応答ステータス」レポートは、検索エンジンボットのみに焦点を当てるため、サイト訪問者は含まれません。つまり、ボットがサイトにアクセスした際の動作を確認できます。
Wix アクセス解析の SEO レポートのスクリーンショット
これらのレポートを使用し、次の操作で SEO 向けにサイトを最適化することができます:
  • ページへのリクエスト量と頻度を理解する
  • 404 エラー500 エラーなどの問題があるページを特定する
  • ボットが頻繁にクロールしていないページを探す
  • ボットが過度にクロールしているページを特定する

ログデータレポートを使用してサイトを最適化する

各レポートを使用してサイト SEO の様々な側面を分析し、問題と機会を特定しましょう。

一定期間のボットのトラフィック

このレポートでは、サイトをクロールしたボットの概要と、サイトをクロールした頻度を確認することができます。
これらの情報の利用方法:
  • 2-D 折れ線グラフで項目を選択し、特定のボットがサイトとどのようにやり取りするかの理解を深めます。
  • 詳細版のレポートを使用して、サイトの潜在的な問題を特定します。
  • クロールの予算の管理に伴いページを更新するか判断します。

ページごとのボットトラフィック

このレポートでは、サイトのどのページがボットによってクロールされているかを確認します。このレポートを使用すると、クロールが過度に行われるページ、またはクロールの頻度が低いページを特定することができます。
棒グラフまたは表を選択して、サイト上のページ別にレスポンスステータスコードごとの総トラフィックを確認します。
ヒント:
robots.txt ファイルを編集することでボットにクロールを停止するようリクエストすることができます。これは高度な機能であり、このファイルに変更を加えることで、サイトの検索結果に問題が発生する可能性があります。

一定期間での応答ステータス

このレポートは、応答ステータスに応じて問題が起こりうる可能性があるサイトページを特定するのに役立ちます。また、サイト上で設定した URL リダイレクトが正常に機能しているかどうかの確認にも利用することができます。
折れ線グラフを使用して傾向を特定し、表を使用して特定のページの詳細を取得しましょう。

ログデータアクセス解析用語

Wix マーケティング・SEO レポートに表示される用語の一部を下記でご覧ください:
用語
定義
ボット
検索エンジンがインターネット上のライブサイトを継続的にスキャン(「クロール」)するために使用する自動プログラム。

ボットは「インデックス」と呼ばれるプロセスで、見つけた情報を検索エンジンのデータベースに追加します。(英語)
ヒット
ヒットとは、ウェブサイト訪問者またはボットがウェブサーバーに対して行った単一のリクエストを表します。このリクエストは、特定のページ、画像、ドキュメント、またはその他の種類のファイルに対して行われます。
応答ステータス
これは、ボットがリクエストに対して受け取った応答です。リクエストが成功したかどうかを示します。

応答ステータスは多種あり、通常次のカテゴリーに分けられます:
  • 2XX:ボットがページのリクエストに成功した場合。これは通常 200 ステータスで表されます。
  • 3XX:ボットが別のページにリダイレクトされた場合。たとえば、301ステータスは永続的なリダイレクトを表し、302ステータスは一時的なリダイレクトを表します。
  • 4XX:ページが見つからなかった場合。削除または名前の変更が考えられます。これらのエラーはユーザーが修正する必要があります。最も一般的なエラーは、404ステータスです。
  • 5XX:これはサーバーエラーを表します。
SEO 用語についての詳細:

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