Wix オートメーション:数式フィールドを使用してデータをカスタマイズする

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始める前に:
この記事は上級ユーザーを対象としています。数式フィールドを使用して高度な表現を作成するには、スキーマプロパティやデータタイプ / 形式をよく理解している必要があります。
Wix オートメーションでは、数式フィールドを使用して複雑な表現を作成し、データを操作することができます。関数とスキーマプロパティの組み合わせを使用して、カスタムワークフローを作成できます。
オートメーションフィールドを数式フィールドに変換するには、フィールド上で「Customize(カスタマイズ)」をクリックします。データタイプ、関数、値、スキーマプロパティの包括的なリストが開き、表現を作成するために必要な要素がすべて表示されます。
数式フィールドリストで表現を作成している様子を表すスクリーンショット。

「数式」フィールドのタブ

フィールドを数式フィールドに変換すると、複数のタブを使用してオートメーションの表現とロジックを便利に構築することができます。上部の名前をクリックしてタブ間を移動し、表現に追加する要素を選択します。

「プロパティ」タブ

Properties(プロパティ)」タブには、オートメーションのトリガーとアクションで利用できるすべてのデータが一覧表示されます。たとえば、トリガーが「Wix フォーム」の場合は、このタブにフォーム項目などのフォーム関連データが表示されます。 プロパティピッカーの使用方法についてはこちら

「関数」タブ

Functions(関数)」タブにはカテゴリー別に整理されたカスタマイズ可能な関数ライブラリがあり、これを使用して複雑なロジックを構築することができます。関数は、数学、テキスト、日時、配列、ロジックなどのカテゴリーにグループ化されています。関数にマウスオーバーして、詳細、例、戻りデータタイプなどの詳細を確認します。
関数タイプにマウスオーバーして詳細情報を表示しているスクリーンショット。
重要なヒント:
  • 入力するデータタイプが正しいことを確認し、関数の結果を考慮します。たとえば、Sum 関数で「お問い合わせメール」などのテキストデータタイプを選択すると、エラーが表示されます(下の画像を参照)。Sum 関数では、テキストではなく数値入力が必要です。
  • データタイプを変更する必要がある場合(例:「Sum」関数を、テキストに対応する「Concat」関数に置き換えるなど)、数式フィールドの右上にある「Clear(リセット)」をクリックして、通常の入力タイプにリセットします。そうでない場合、フィールドにはすでに数値の入力が予定されているため、エラーが表示されます。
正しくないデータタイプで関数エラーが表示されているスクリーンショット。

「値」タブ

Values(値)」タブは、トリガーからの値や、日付ピッカーを使って選択できる現在の日付のような一般的な値を含む、フロー用のコンテキスト固有の値を表示します。これらの値は、表現を作成する際の入力値として使用できます。

数式フィールドで表現を作成する

フィールドを数式フィールドに変換して、オートメーションフローをカスタマイズします。そのため、さまざまなタブを使用して複雑な表現を作成することができます。

数式フィールドで表現を作成する方法:

  1. オートメーションを作成または編集します。
  2. 調整したいステップ(例:条件)をクリックします。
  3. フィールド横の「Customize(カスタマイズ)」をクリックして、数式フィールドに変換します。
  4. 「Properties(プロパティ)」、「Function(関数)」、「Values(値)」タブを使用して表現を作成します。
  5. Customize(適用)」をクリックします。
以下の例をクリックして、数式フィールドで表現を設定する方法の詳細な手順を確認してください。

よくある質問

Wix オートメーションで数式フィールドを使用する方法については、以下の質問をクリックしてください。