チャージバック率について

チャージバックの件数を把握することは重要です。チャージバック率が高いと、出金の遅延や検証書類の要求につながる可能性があります。極端なケースには、高いチャージバック率は Wix Payments アカウントの閉鎖や資金の保留につながることさえあります。

チャージバックとは、顧客が取引を不正と報告または異議申し立てをした際に、クレジットカード会社が販売者に対して返金を要求することです。販売者と顧客の間で起こる通常の返金リクエストと異なり、チャージバックは銀行と決済代行会社（例：Visa、Mastercard、American Express）が関わります。

チャージバックを行うには、関係者（例：Wix、銀行、カード会社など）の時間とリソースが必要であるため、チャージバックを受けた場合はチャージバック手数料が発生します。

Wix Payments、銀行、クレジットカード会社、その他の決済代行会社は、チャージバックが発生する可能性があることを考慮しています。ただし、販売者としてのリスクレベルを決定して報告するために、Wix ではチャージバック率をモニターする必要があります。

チャージバック率は、次の方法に従って計算（チャージバックの合計数 / 合計取引数）されます。チャージバック率に応じてビジネスのリスクレベルが上昇するため、チャージバック率をできるだけ低く保つことが必要です。チャージバックの申請を減らす取り組みとして、販売者向けのベストプラクティスに従うことをおすすめします。

業界標準のチャージバック率のしきい値は 1％ 未満です（100件の支払いにつき 1件のチャージバック未満）。

通常、Wix Payments での販売初月にチャージバック申請を受領することや、ビジネス開始 3ヶ月で高いチャージバック率が維持されていることは決して良い兆候ではありません。

チャージバックの回数が多い販売者は、Wix Payments にリスクの高いビジネスであるとみなされ、アカウントの閉鎖、出金の保留やその他のリスク防止対策につながる可能性があることに注意してください。