Wix Payments でのチャージバック

Wix Payments アカウントで支払いが「チャージバック」と表示されている場合、その金額は顧客に返金されたことを意味します。顧客は通常、支払いを認識できない場合、または商品やサービスに欠陥があり、説明されたものと全く一致しない場合にチャージバックをリクエストします。

販売者と顧客間のみで行われる通常の返金リクエストとは異なり、チャージバックには銀行と決済ネットワーク（例：Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、Afterpay など）が関与します。顧客がチャージバックを申請すると、それを受けて該当するクレジットカード発行会社または後払い（BNPL）決済代行会社がチャージバックのプロセスを開始します。

カード決済の場合、顧客は通常、支払い後 120日以内であれば、チャージバックを申請して、すぐに返金を受けることができます。後払い（BNPL）での支払いの場合、期間は 14日間です。Wix は、チャージバックが発生した後にのみこれを把握し、受け取った関連情報に基づいてあなたのアカウントを更新します。

チャージバックには、関係者（Wix、銀行、決済ネットワークなど）の時間とリソースが必要となるため、チャージバックを受けた場合はチャージバック手数料が発生します。

チャージバックを承認した場合は、販売者がチャージバック手数料を負担することとなります。地域ごとのチャージバック手数料は以下の通りです：

チャージバックに対して拒否申請を行い、その内容が銀行とクレジットカード発行会社に認められた場合は、チャージバック手数料は申し立てを行った金額とともにあなたに返金されます。

顧客がビジネスに対してチャージバックのリクエストを提出すると、Wix Payments ダッシュボードにその理由が表示されます。

チャージバックの理由については、以下をクリックして詳細をご覧ください：

販売者は、チャージバックを承認するか、拒否申請を行うかを選択することができます。チャージバックを承認した場合は、顧客に支払い額が返金されます。顧客への請求が正当なものであることを証明する書類がある場合は、ほとんどの場合 Wix Payments アカウントから拒否申請を行うことができます。

チャージバックが不当だと思われる場合は、異議を申し立てることをおすすめします。勝利または一部勝訴することでチャージバック率を改善し、Wix Payments アカウントの健全性を守ことができます。

チャージバック理由の下には異議申し立ての期限が表示されています。この日付を過ぎるとチャージバックが確定し、異議申し立てを行うことができなくなります。

チャージバックに異議を申し立て、結果を受け取るまでの期間は以下のとおりです。 Wix Payments とその決済代行サービス会社（Adyen / Stripe）では独自の時間枠を定義しており、これはクレジットカード発行会社または後払い（BNPL）決済代行会社によって定義されたものよりも短い可能性があります。

チャージバックの状況は、Wix Payments 管理画面からいつでも確認することができます。Wix Payments 管理画面にアクセスして、該当する支払い横のステータスをご確認ください。チャージバックのステータスの種類は以下の通りです。