アクセシビリティ：拡大されたコンテンツの表示について

サイト訪問者は、ブラウザビューが 100％ のときに表示するには小さすぎる、または不明瞭なコンテンツやパーツを拡大するために、（通常はブラウザで）ズームツールを使用する可能性があります。

たとえば、視覚障害のある訪問者はサイトをズーム表示することでコンテンツを閲覧できるため、これはサイトのアクセシビリティを考える上でとても重要です。

サイトのコンテンツはすべて、200％ ズームではっきりと見え、判読できるようにしておかなければなりません。

サイトをズームしたときの表示をチェックして、200％ ズームですべてのコンテンツが鮮明に表示されていることを確認することをお勧めします。ズーム表示はブラウザの設定から確認できます。

アクセシビリティウィザードを使用してサイトのアクセシビリティを改善している場合は、上記の手順でサイトを確認し、ウィザードで「完了」とマークします。

サイトで拡大されたコンテンツを確認する際は、サイトのアクセシビリティに影響を与える点がないかを注意して見ていきましょう。サイトを可能な限りアクセスしやすくするために、これらの問題を修正する必要があります。

訪問者がサイトを下にスクロールしても、固定されたパーツ（通常はメニューやボタンなど）は常にライブサイトに表示されます。

画面の左右両方にパーツを固定している場合、ズームインするとパーツが重なって表示される可能性があります。固定するパーツの大きさによっては、サイト上の他のコンテンツが隠されてしまうことがあるかもしれません。

パーツを固定する場所を変更してコンテンツの重複やブロックを防ぐか、パーツのサイズを変更して小さくします。

Wix エディタでは、グリッド線を使用して、さまざまな画面サイズですべてのコンテンツを表示することができます。

グリッド線の外にあるパーツは、小さな画面や、訪問者がズームインしたときに表示されない場合があります。ズームツールを使用する際にコンテンツが途切れてしまう場合は、グリッド線内に移動させることをおすすめします。

以下のスクリーンショットでその一例をご覧いただけます。最初の画像では、パーツがすべてグリッド線（縦の点線）内に収まっています。ただし、2番目の画像では、テキストがグリッド線の外側にあるためライブサイトで表示されない可能性があります。