Wix Hotels（開発元：HotelRunner）：Agoda をサイトに接続する

Agoda を Wix Hotels（開発元：HotelRunner）に接続すると、予約の管理を効率化することができます。接続すると、Agoda のカレンダーが上書きされるため、はじめに Wix Hotels のダッシュボードで、すべての客室料金と空室状況が設定されていることを確認してください。

ステップ 1 | Agoda を接続する前の重要な情報

Agoda をチャンネルとして接続する前に、ダッシュボードの「Hotels」タブにある空室カレンダーですべての客室料金と空室状況を設定・更新していることを確認してください。接続すると、HotelRunner によってすべての空室データが Agoda に転送され、Agoda のカレンダーが上書きされます。エクストラネットカレンダーはブロックされるため、すべての更新は Wix から行う必要があります。
Agoda との接続が完了すると、すでに Agoda で受けている予約と今後の予約が Wix Hotels に転送されます。すべての予約は、「Reservations（予約）」セクションから確認することができます。
接続する前に Agoda で時間枠を開放するには、チャンネルマネージャーが客室データを登録できるよう、2週間分の客室料金と空室状況を更新してください。
エラーを防ぐために、Agoda のエクストラネットにある「エキストラベッド数」をリセットし、パネルに表示される合計人数が、宿泊可能な大人の数と一致していることを確認してください。
接続する前にカレンダーで特定の日付をブロックしている場合は、接続後、ブロックした日付を上書きすることができなくなります。カレンダーを正しく管理するためには、Agoda のエクストラネットからカレンダーのブロックを解除してください。

ステップ 2 | Wix Hotels（開発元：HotelRunner）を Agoda に接続できるよう承認する

Wix Hotels（開発元：HotelRunner）を Agoda に接続できるよう承認するには、まず Wix ダッシュボードの「チャンネルマネージャー」に移動し、Agoda 横の「接続」をクリックします。そして、Agoda のエクストラネットにログインして「宿泊施設の設定」に移動し、「チャンネルマネージャーモードを有効にする」チェックボックスを選択して、ドロップダウンから「HotelRunner」を選択します。

注意：

ご不明な点については、Agoda のカスタマーサポートにお問い合わせください。

Wix Hotels を Agoda に接続できるよう承認する方法：

ダッシュボードの「Hotels」タブにあるチャンネルマネージャーに移動します。
「Agoda」横の「接続する」をクリックします。
「Connect with Agoda（Agoda に接続）」をクリックします。
Agoda のエクストラネットにログインします。
注意：メインホストのログイン情報を使用して Agoda にログインしてください。この間はブラウザで別の Agoda アカウントは開かないでください。別のアカウントを開くと、そのアカウントに自動的に接続されます。
上部で「Settings（設定）」をクリックします。
「Property Settings（宿泊施設の設定）」をクリックします。
「Optional Settings（オプション設定）」をクリックします。
「Enable channel manager mode（チャンネルマネージャーモードを有効にする）」チェックボックスを選択し、ドロップダウンから「HotelRunner」を選択します。
「Save（保存）」をクリックします。

ステップ 3 | Agoda と Wix Hotels（開発元：HotelRunner）の客室タイプをマッピングする

客室タイプをマッピングするには、Agoda エクストラネットの「Property（宿泊施設）」下の「Rooms（客室）」で客室 ID を見つけ、それらを Wix Hotels（開発元：HotelRunner）ダッシュボードの「Room type mapping（客室タイプのマッピング）」セクションに入力します。Agoda は、カスタムの名前を付けて自動的に Wix Hotels にこれらの客室タイプを送信します。このように、客室 ID は各客室を識別するために使用されます。これらの客室 ID は、Wix Hotels の右下に表示されます。

客室タイプと客室料金は、必ず一致していることを確認してください。その後、「詳細設定」を使用して料金をさらに調整し、すべての客室タイプと客室料金を設定したら、「Complete mapping（マッピングを完了）」をクリックします。

重要：

HotelRunner の標準料金が表示されるチャンネルでは、客室タイプ横のドロップダウンで「Don't send（送信しない）」を選択し、「Main rate（メイン料金）」トグルを有効にする必要があります。
Agoda エクストラネットの通貨と、マッピングページで選択されている通貨は、同じである必要があります。

Agoda と Wix Hotels の客室タイプをマッピングする方法：

Agoda エクストラネットの「Property（宿泊施設）」下の「Rooms（客室）」で、客室 ID を収集します。
ブラウザの別のタブで、ダッシュボードの「Hotels」タブにあるチャンネルマネージャーに移動します。
Agoda 横の「View channel details（チャンネルの詳細を表示）」をクリックします。
「Fetch room types（客室タイプを取得）」をクリックします。
各客室タイプにマウスオーバーし、「Expand（展開）」をクリックします。
ドロップダウンを使用して、Agoda の客室タイプと Wix Hotels の客室タイプを一致させます。
注意：客室タイプの名前は異なる場合があるため、両方のプラットフォームで正しい客室タイプに一致させていることを確認してください。
下部の「Save（保存）」をクリックします。

ステップ 4 | 詳細設定を調整する

詳細設定では、「基本空室数」を設定して、常に空室が設定した数を下回らないようにすることができます。また、Agoda に送信する別の料金を指定して、客室料金を調整することもできます。さらに、特定の料金タイプを予約できないようにしたり、料金を読み取り専用としてマークして更新できないようにすることもできます。

注意：

Agoda のエクストラネットで、該当するすべての料金プランを「有効」に設定し、チェックインの日付を最大の「9999年」に設定することをおすすめします。

詳細設定を調整する方法：

ダッシュボードの「Hotels」タブにあるチャンネルマネージャーに移動します。
Agoda 横の「View channel details（チャンネルの詳細を表示）」をクリックします。
該当する客室タイプにマウスオーバーし、「Expand（展開）」をクリックします。
右上の「Advanced Settings（詳細設定）」をクリックします。
「Room type of your property（施設の客室タイプ）」ドロップダウンから、該当するオプションを選択します。
「Allocation type（割り当てタイプ）」ドロップダウンから、該当するオプションを選択します：
- No changes（変更なし）：調整を行わず、現在の空室状況の設定を維持します。既存の空室状況のデータが、正確かつ最新である場合は、こちらのオプションを選択してください。
- Number of available beds in available rooms（利用可能な客室のベッド数）：利用可能な客室のベッド数に基づいて、空室状況を設定します。たとえば、各客室に複数のベッドを備えたホステルを経営していて、利用可能な客室のベッド数を追跡して顧客に提供できるようにしたい場合は、こちらのオプションを選択してください。　
- Number of available beds（利用可能なベッド数）：利用可能なベッドの総数に基づいて、空室状況を設定します。たとえば、ドミトリーのように、ベッドがどの部屋にあるかに関わらず、個別にベッドを予約できるようにしたい場合は、こちらのオプションを選択してください。
- Number of available rooms（利用可能な客室数）：利用可能な客室の総数に基づいて、空室状況を設定します。たとえば、従来のホテルのように、各部屋のベッド数ではなく、予約できる客室数に基づいて空室状況を設定したい場合は、こちらのオプションを選択してください。
「Base availability（基本空室数）」の欄に、該当する数字を入力します。「基本空室数 」とは、実際に予約できる客室数とは別に、常に予約できるようにしておきたい客室の最小数を指します。たとえば、これを 5 に設定した場合は、実際の予約数に関わらず、システムに常に 5つの客室が空室として表示されるようになります。ただし、これはオーバーブッキングの原因となる可能性があるため、ここでは変更しないことをおすすめします。
「Commission included（手数料を含む）」下で、「Yes（はい）」を選択します。

チャンネルマネージャーで、施設の客室タイプ、割り当てタイプ、基本空室数、および手数料を設定する様子を示したスクリーンショット。

該当する「Adjustment（調整）」額を入力します。
「Percentage adjustment（パーセンテージ調整）」または「Monetary adjustment（金額調整）」を選択し、料金を引き上げる（+）か引き下げる（-）かを選択します。
「Main rate（メイン料金）」トグルを有効にして、この料金タイプをメインの料金として設定します。
「Read-only（読み取り専用）」トグルを有効にして、予約と空室状況を更新します。
注意：料金、最低滞在日数、販売停止など、その他の更新が影響を受けることはありません。
「Send price（料金を送信）」トグルを有効にして、該当する客室タイプの空室状況のみを更新します。この料金タイプの金額は、Agoda には送信されません。
すべての客室タイプに対して、手順 9～13 を繰り返します。
「Save（保存）」をクリックします。

「詳細設定」を使用して Agoda の客室料金を引き上げる方法

ステップ 5 | Agoda との接続を有効にする

客室のマッピングが完了したら、「Activate（有効にする）」をクリックします。Agoda の接続が完了すると、Wix Hotels（開発元：HotelRunner）のカレンダー上にあるすべての空室データ（料金、空室状況、販売停止を含む）が Agoda のアカウントに転送されます。客室のマッピングは、ダッシュボードの Channel Manager（チャンネルマネージャー）からいつでも確認・更新することができます。

よくある質問

詳細については、以下の質問をクリックしてください。　

Wix Hotels（開発元：HotelRunner）を Agoda に接続する前には何をすればよいですか？

接続後、予約はどのように処理されますか？

複数のホテル ID または同じ系列のホテルを、1つの Wix Hotels（開発元：HotelRunner）アカウントに接続することはできますか？

接続後、Agoda のカレンダーでブロックされている日付を解除するにはどうすればよいですか？

Agoda を Wix Hotels（開発元：HotelRunner）に接続する際は、どのオプションを選択する必要がありますか？

Wix Hotels（開発元：HotelRunner）と Agoda 間で客室タイプをマッピングするにはどうすればよいですか？

Agoda チャンネルの詳細設定にある各オプションについて教えてください。

Base Availability（基本空室数）：この設定により、予約が入った場合でも、常に利用可能な客室の最小数を確保することができます。たとえば、基本空室数を 5 に設定すると、実際の予約数に関わらず、システムに常に 5つの客室が空室として表示されるようになります。これは、祭りや連休などの需要が見込まれる時期に、飛び込みの予約客を考慮して常に空室を確保しておきたい場合に便利です。このように、基本空室数を設けておくと、需要がピークに達した際に、これらの客室をより高い料金で提供して収益を上げることができます。
Adjustment（調整）：「調整」の設定では、標準料金とは別に、Agoda に送信される料金を微調整することができます。たとえば、プラットフォームの手数料や市場の需要を考慮して、Agoda の料金を 10% 引き上げたい場合は、調整額をパーセンテージまたは金額で設定することができます。これにより、旅行のピークシーズンには Agoda の料金を高く設定し、他のプラットフォームでは標準料金に抑えるなど、市場の状況に合わせて料金を調整することで、予約チャンネルごとに収益を最適化することができます。
Commission（手数料）：Agoda と Wix Hotels（開発元：HotelRunner）を接続する際は、「手数料」の欄の入力は不要なため、空白のままにしてください。これは、Agoda の料金体系にすでにサービス料金が含まれており、ここでさらに手数料を入力すると、予期せぬ料金変更が生じる恐れがあるためです。この欄をスキップすることで、料金を明確にして Agoda の料金モデルとの一貫性を保ち、利用客に誤った料金が請求されるのを防ぐことができます。

Stop Sale（販売停止）：「販売停止」のオプションを有効にすると、選択した料金タイプが、すべての日付で Agoda で予約できなくなります。これは、施設の改装や臨時休業などで予約を停止したい場合に便利です。たとえば、施設を翌月にメンテナンスすることが分かっている場合は、「販売停止」を使用してその期間の予約をブロックすることができます。
Read Only（読み取り専用）：「読み取り専用」のオプションを有効にすると、ダッシュボードに予約は表示されますが、特定の料金タイプに関する更新データがシステムから Agoda に送信されなくなります。これは、料金が自動的に更新されないようにして、特別オファーなどのプロモーション料金を一般には表示しないようにしたい場合に便利です。たとえば、長期滞在用のプロモーション料金を、通常料金の更新とは別にしておきたい場合、「読み取り専用」にすると、この料金が料金調整の影響を受けずに静的なままとなり、特定のユーザーのみに表示されるようになります。
Main Rate（メイン料金）：料金タイプを「メイン料金」として設定すると、それがカレンダーの上部にデフォルトの料金として表示されます。これは、通常の 1泊料金など、年間を通して提供する主要な料金がある場合に便利です。メイン料金を設定すると、その料金が常にカレンダーの上部に表示されるため、特別なイベントや季節に合わせて頻繁に料金を調整する場合でも、これを参照して適切な料金にすばやく変更することができます。