Wix オートメーション:条件作成のベストプラクティス

読了時間:4分
条件を使用すると、複雑なオートメーションフローを設定および管理できます。

たとえば、Wix レストランを使用していて、4名以上のテーブルで新しいシェアメニューを導入したとします。このような予約を行ったすべての顧客に最新情報をメールで送信する場合、3名以上のグループ予約を条件とするメールオートメーションを作成することで、小規模なグループ席を予約した顧客ではなく、この種のグループの顧客をターゲットにできます。

条件を効果的に機能させるには、条件を適切に設定する必要があります。正しい「演算子」(例:「〜より大きい」、「〜を含む」など)を使うことで、論理的にデータを抽出できます。オートメーションに条件を追加する際は、以下のベストプラクティスに従ってください。
オートメーションの条件のスクリーンショット。
始める準備はできましたか?

現在、条件機能をリリース中のため、すべてのトリガーで使用できるわけではありません。トリガーを選択し、「+条件を追加」が表示されている場合は、条件を追加できます。
「条件を追加」
この記事では、以下を使用した条件について説明します:

テキスト演算子

テキスト演算子は、名前やラベルなどを比較するために使用されます。
利用可能なテキスト演算子のスクリーンショット。
ベストプラクティス:テキストを含む文字列のプロパティにはテキスト演算子を使用します(例:レストラン名が「九州ラーメン」の場合など)。

たとえば、以下の例(連絡先メールアドレスが「保留中のサイト会員」または連絡先メールアドレスが「サイト会員」)の場合、「保留中のサイト会員」と「サイト会員」の文字列はメールアドレスフィールドの値ではないため条件が正しく機能しません。
条件が追加されたオートメーションのスクリーンショット。

数字演算子

数字演算子は、数量などの数値プロパティを比較するために使用されます。
利用可能な数字演算子のスクリーンショット。
ベストプラクティス:数が表示されるプロパティには、数字演算子を使用します(例:予約人数が 10人以上の場合にメールを送信する場合など)。

日時演算子

日時演算子は、日時のプロパティを特定の日時と比較するために使用されます。
利用可能な日時演算子のスクリーンショット。
ベストプラクティス:今月商品を購入したすべての顧客に連絡するなど、正確な日時に条件を付ける場合は、日時演算子を使用します。

真 / 偽(True/False)演算子

真 / 偽(True/False)演算子は、常に True または False を返すブーリアン型プロパティを比較するために使用されます。
利用可能な真 / 偽(True/False)演算子のスクリーンショット。
ベストプラクティス:常に 2つの状態のいずれかになるプロパティに対しては、真 / 偽(True/False)演算子を使用します(例:チェックボックスがチェックされているかされていないかなど)。

たとえば、以下の例(予約作成日が True の場合)では、予約が作成されている場合には値が常に存在する(常に「true」になる)ため、この条件を適用することはできません。
条件が追加されたオートメーションのスクリーンショット。

より多くの機能をお探しですか?
現在、「もし(if)」条件よりも複雑な条件を追加することはできません。「else」条件を追加するマルチパスオートメーションを作成する顧客とのインタラクションを利用してオートメーションのフローに影響を与える条件を追加するなどの機能をご希望の場合は、ぜひ機能リクエストに投票してください。

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