エンタープライズソリューション:アクティビティログを表示・管理する

読了時間:7分
重要:
この機能は Wix Studio エンタープライズでのみご利用いただけます。
アクティビティログは、組織内でチームメンバーが行ったアクティビティを追跡するのに最適な方法です。カテゴリー、ユーザー、または日時でアクティビティをフィルターすることができます。また、ログをエクスポートして、データをダウンロードすることもできます。

アクティビティログは、監査、セキュリティ、デバッグの目的で重要です。実行されたアクションの内訳、カテゴリー、タイムスタンプ、これらの変更に対して責任を負うユーザーと役割が表示されます。

この記事では、次の項目について説明します:

サイトのアクティビティを表示・フィルターする

カテゴリー、ユーザー、日付範囲に基づいて、アクティビティを表示およびフィルターします。これらのフィルターを使用して結果を絞り込み、関連情報をより効率的に見つけることができます。

サイトのアクティビティを表示・フィルターする方法:

  1. エンタープライズダッシュボードで「アクティビティログ」にアクセスします。
  2. 右上の「フィルター」をクリックします。
アクティビティの詳細が表示されている様子を示したスクリーンショット。
  1. 追加したいフィルターの種類をクリックします:
    • カテゴリー:該当するカテゴリーを選択します:
      • サイト:新しいサイトが作成、削除、複製、公開されたとき、またはサイト名が変更されたとき。
      • カスタムテンプレート:テンプレートが作成、複製、削除、または更新されたとき。たとえば、テンプレートが利用可能 / 利用不可になったとき、または設定が変更されたときなどです。
      • メディア:メディアがアップロード、アーカイブ、またはアーカイブ解除されたとき。
      • ドメイン:ドメインがサイトに接続または追加されたとき。
      • チーム:メンバーが共同管理者として招待されたとき、役割を変更したとき、またはプラットフォームから削除されたとき。
      • SSO 設定: SSO 設定がオンまたはオフに設定されてたとき。
      • IP 許可リスト:許可リストのルールが追加、削除、または編集されたとき。
      • ルーティング:ルートが追加、削除、または編集されたとき。
      • 役割・権限:新しいメンバーが特定のサイトのプラットフォームに招待されたとき。
      • プランの状況:サイトのプレミアムプランが有効または無効にされたとき。
    • ユーザー:組織内のチームメンバーでフィルターします。
    • 日時:日付範囲でフィルターします。プリセットされた日付範囲を選択するか、自由にカスタマイズすることができます:
フィルターが適用されたアクティビティログの例を示したスクリーンショット。
ヒント:
「カテゴリー」と「ユーザー」フィルターを切り替えるには、「フィルターをリセット」をクリックしてもう一度やり直してください。

ビューを作成する

最も気になるアクティビティを専用の、再利用可能なビューに保存することで、管理およびモニタリングすることができます。たとえば、テンプレートの作成日や、特定の従業員がいつ変更を加えたかを追跡したい場合などです。これらのフィルターは、後で使用するために独自のビューで保存することができます。あなたに合わせてパーソナライズされているので、いつでもアクセスすることができます。

新しいビューを作成する方法:

  1. エンタープライズダッシュボードで「アクティビティログ」にアクセスします。
  2. 右上の「フィルター」をクリックします。
  3. 該当するフィルターを「カテゴリー」、「ユーザー」、または「日時」から選択します。
  4. このビューを保存します:
    1. 左上の「ビューを管理」をクリックします。
    2. 新規ビューとして保存」を選択します。
    3. ビューに名前をつけ、「保存する」をクリックします。
ィルターを使用して、アクティビティログに新しいビューを保存する方法を示したスクリーンショット。

保存したビューを管理する

新しいビューを作成すると、管理が簡単になります。ビューのフィルターを追加・編集したり、ビューの名前を変更したり、ビューをデフォルトのビューとして設定したりできます。

保存したビューを管理する方法:

  1. エンタープライズダッシュボードで「アクティビティログ」にアクセスします。
  2. すべてのアクティビティ」ドロップダウンからビューを選択します。
「全てのアクティビティ」ドロップダウンをクリックして、保存したビューが表示されている様子を示したスクリーンショット。
  1. ビューを管理」をクリックし、必要なオプションを選択します:

アクティビティログをエクスポートする

アクティビティログのすべてのアクティビティをエクスポートするか、フィルターにかけたデータをエクスポートすることができます。操作は簡単で、監査や規制、セキュリティ、デバッグやインシデント調査に不可欠です。

エクスポートされると、データは CSV 形式のファイルとしてダウンロードされます。

アクティビティログをエクスポートする方法:

  1. エンタープライズダッシュボードで「アクティビティログ」にアクセスします。
  2. 右上の「エクスポート」アイコン  をクリックします。
  3. データのエクスポート方法を選択します:
    • すべて:すべてのアイテムとそのデータをエクスポートします。
    • フィルター済み:フィルターを適用した後のアイテムとそのデータのみをエクスポートします。このオプションは、ビューにフィルターを追加した場合にのみ表示されます。
アクティビティログの何を CSV 形式ファイルにエクスポートするかを示したスクリーンショット(すべてのデータまたはフィルター済み)。
アクティビティログの何を CSV 形式ファイルにエクスポートするかを示したスクリーンショット(すべてのデータまたはフィルター済み)。

リアルタイムでアクティビティログデータを Amazon Web Services(AWS)に送信する

アクティビティログデータを AWS に送信することで、企業はアクティビティログデータをより長く保存することができます。AWS に接続されると、アクティビティログは 5分ごとに JSON 形式でデータを送信します。新しい JSON ファイルが毎日作成されます。
注意:
エンタープライズダッシュボードから企業のアクティビティログを AWS アカウントに接続するには、組織の以下が必要となります:
  • アクセスキー ID
  • シークレットアクセスキー
  • バケット名

リアルタイムでアクティビティログデータを AWS に送信する方法:

  1. エンタープライズダッシュボードで「アクティビティログ」にアクセスします。
  2. 右上の「その他のアクション」をクリックします。
  3. AWS に接続」をクリックします。
  4. アクセスキー ID」、「シークレットアクセスキー」および「バケット名」を入力します。
  5. 接続する」をクリックします。
エンタープライズダッシュボードで、アクティビティログを AWS S3 のバケットに接続する方法を示したスクリーンショット。
ヒント:
エンタープライズダッシュボードの「アクティビティログ」ページの上部にあるバナーで「管理する」をクリックし、新しい値を入力することで、該当するキーまたはバケットを更新することができます。
エンタープライズダッシュボードの「アクティビティログ」セクションでアクセスキーまたはバケット名を更新する方法を示したスクリーンショット。

よくある質問

アクティビティログに関する詳細については、以下の質問をクリックしてください。

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