CMS:入力要素の検証設定について
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入力要素を使用してカスタムフォームを作成する場合、各入力要素の設定パネルで「認証」セクションを設定することができます。これは、CMS コレクションの「制約」タブから直接設定することもできます。これにより、訪問者が入力要素に正しい値を入力・送信できるようになります。
必須
ほとんどの入力要素には、「必須項目」のオプションがあります。入力要素を「必須項目」に設定すると、その項目が空欄の場合はフォームが送信されなくなります。CMS コレクションの「制約」タブからその入力要素のフィールドを直接「必須項目」に設定した場合も、訪問者が項目を空欄のまま送信しようとするとエラーが発生します。
入力要素の設定パネルで「必須項目」横のチェックボックスを選択している場合、訪問者は入力要素に必要な値を入力する必要があります。なお、スイッチには「必須項目」のオプションはありません。
入力要素の設定パネルで「必須項目」横のチェックボックスを選択している場合、訪問者は入力要素に必要な値を入力する必要があります。なお、スイッチには「必須項目」のオプションはありません。
入力要素
入力要素では、さまざまな種類の情報をコレクションに送信できるよう設定することができます。ユーザーは、各入力要素に設定されている種類の値のみ入力することができます。ユーザーが値を入力すると、入力要素の「認証」セクション、または CMS コレクションの「制約」タブで設定した条件が検証されます。必要な場合は、その他の検証項目を有効にすることも可能です。
入力タイプ | 制約 | 追加の制約 |
---|---|---|
テキスト | なし | 文字数制限、パターン |
パスワード | なし | 文字数制限、パターン |
数値 | 値が数値かどうか | 最大値、最小値、パターン |
メール | 値はメールアドレスです | パターン |
URL | 値は「http」または「https」で始まる URL です | パターン |
電話番号 | 値は電話番号です | パターン |
文字数制限
値の長さが制限文字数を超えている場合、フォームは送信されません。
最大値・最小値
入力タイプが「数値」の場合、最大値、最小値またはそれらの両方を設定することができます。ユーザーが入力した値が設定値に収まっていない場合、フォームは送信されません。
パターン検証
入力要素の一部のタイプでは、設定でその他のパターン検証を追加することができます。パターン検証は、正規表現を使用して文字列と記号で検索パターンを定義する形で追加します。
たとえば、ユーザーにユーザー名を入力してもらいたい場合を考えてみましょう。ユーザー名で使えるのは英数字とアンダースコアのみです。また、長さは 5~20文字でなければなりません。
この場合は、以下の正規表現を入力要素に追加して、有効なユーザー名しか受け付けないようにすることができます。
たとえば、ユーザーにユーザー名を入力してもらいたい場合を考えてみましょう。ユーザー名で使えるのは英数字とアンダースコアのみです。また、長さは 5~20文字でなければなりません。
この場合は、以下の正規表現を入力要素に追加して、有効なユーザー名しか受け付けないようにすることができます。
1^[a-zA-Z0-9_]{5,20}$
この表現では、 ^
と $
はそれぞれ文字列の始まりと終わりを表します。この 2つの文字で、角括弧 []
と波括弧 {}
に囲まれた 2つのセクションを挟む形となっています。角括弧で囲まれた [a-zA-Z0-9_]
は、小文字 a-z
、大文字 A-Z
、数字 0-9
またはアンダースコア _
を表します。波括弧で囲まれた部分 {5,20}
は、その直前のセクション [a-zA-Z0-9_]
に一致する 5~20文字の入力が必要であることを意味します。
日付ピッカー
日付ピッカーでは、入力できる日付を制限できます。過去の日付、将来の日付、または週末など、指定した曜日に該当する日付をユーザーが選択できないように制限することができます。また、MM/DD/YYYY または DD/MM/YYYY のいずれかの日付形式を制御することもできます。
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