税金の徴収について
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消費税や付加価値税（VAT）など、名称は様々ですが、仕組みはどれも同じです。販売者は、顧客が商品を購入する際、必要に応じて税金を徴収し、その額を管轄の税務当局に納める必要があります。
税金に関する設定を行う際は、顧客に正しく課税できるよう、ご自身のビジネスに関する税法を今一度ご確認することをおすすめします。
重要：
- 地域ごとに異なる税法が適用されます。ビジネスに関連する詳細な情報については会計士または現地の税務当局にお問合せください。
- 過去に加盟店アカウント（例：PayPal）で消費税（と配送料）を設定した場合は、開始する前にこれらの設定を削除してください。
ステップ 1 | 税金を徴収する対象者を把握する
通常、以下の方々から税金を徴収する必要があります：
- お住まいの地域の顧客：これは、販売者の以下のいずれかの住所がある地域の顧客を指します。
- 税務当局に登録されている事業者
- 実体のある建物
- オフィス
- 従業員
- 該当する地域で課税の基準額に達した顧客：販売者は、該当する地域で課税の基準額（または取引件数）に達した顧客に対して、税金を徴収する必要があります。
重要：
- 徴税の対象となる顧客が不明な場合は、お住まい地域の税務当局や会計士にご相談ください。
- 米国のオンラインビジネスに関する税法は、ここ数年で大幅に改定されましたが、現在も引き続き新たな議論が行われています。米国の顧客に課税する場合は、今後も現地の税務規則の動向を注視するようにしてください。
- 税率は随時変更されるため、定期的に確認するようにしてください。
ステップ 2 | 税率を手動または自動で設定するかを選択する
Wix では、2通りの方法で税率を設定することができます。一つは税率を手動で設定する方法、もう一つは Avalara を使用して自動で税率を設定する方法です。
Avalara を使用して自動で税率を設定する場合
Avalara は、最新の税率に基づいて課税額を計算するサードパーティ製アプリです。税率に変更があった場合は、ストア上の税率も自動で更新されます。
注意：
- Avalara は、消費税計算の自動化に対応したプレミアムプランまたは Wix Studio プランにアップグレードしたサイトでご利用いただけます。
- 現在 Avalara は、ブラジルとインドの税率計算にはご利用いただけません。
手動で税率を設定する場合
手動で税率を設定する場合は、課税する地域を選択して、それらの地域の税率を手動で入力します。税率に変更があった場合は、ご自身で更新する必要があります。
ステップ 3 | （オプション）消費税グループを作成する
商品を販売する地域で、特定の商品に既定の税率とは異なる税率が適用される場合は、独自に税金グループを作成することで、その商品を正しい税率で販売することができるようになります。
たとえば、お住まいの地域の税率が 10% で、子供服が非課税だとします。その場合は、子供服の消費税グループを個別に作成して、このグループに 0% の税率を割り当てることができます。
消費税グループは、税率を手動で管理している場合でも、自動で管理している場合でも作成することができます。
ステップ 4 | 税金を価格に含めるか購入手続き画面で上乗せするかを選択する
米国などの一部の国では、価格に税金は含まれず、会計時に税金が上乗せされる仕組みになっています。一方、その他の国では、商品価格にあらかじめ税金が含まれる総額表示となっています。
価格を税込みで表示するかどうかは、選択することができます。
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