エンタープライズソリューション:ActiveCampaign 統合ツールを追加・設定する
8分
Wix Studio エンタープライズアカウントを ActiveCampaign アカウントに接続して、常に最新の情報を入手できるようにします。Wix のオートメーションを使用すると、ストア受注やフォーム送信などのデータが Wix でキャプチャされると、すぐに ActiveCampaign に送信することができます。
ステップ 1 | ActiveCampaign を追加して接続する
エンタープライズソリューションサクセスマネージャーに連絡して、ActiveCampaign を Wix Studio エンタープライズアカウントに接続します。企業の ActiveCampaign アカウントを接続する際は、Wix が CRM のデータにアクセスできるよう、権限を付与する必要があります。権限は、ActiveCampaign アカウントからいつでも削除することができます。
注意:
- Wix は API バージョン 3 を使用して ActiveCampaign と統合します。ActiveCampaign の API 機能の最新情報については、ActiveCampaign のドキュメンテーションをご覧ください。
- ActiveCampaign を Wix と統合すると、特別な Wix タグが ActiveCampaign アカウントに作成されます。このタグを使用すると、ユーザーのアクションを追跡し、オーディエンスを効果的にセグメント化することができます。その後、このタグに基づいてキャンペーンを作成し、特定のオートメーションをトリガーできます。
- ActiveCampaign でのサイトトラッキングの仕組みについては、ActiveCampaign のサイト追跡の概要をご覧ください。(英語)
- Wix サイトでサイト追跡を設定するには、ActiveCampaign の「サイト追跡」を設定する方法ガイドを参照してください。(英語)
ActiveCampaign を Wix Studio エンタープライズソリューションアカウントに接続する方法:
- ActiveCampaign アカウントにログインします。
- ActiveCampaign ダッシュボードの「Settings(設定)」に移動します。
- 「Developer(開発者)」をクリックします。
- 「API Access」下で API アクセス「URL」と API アクセス「Key」をコピーします。

- 該当するサイトダッシュボードで「アプリ管理」にアクセスします。
- 「ActiveCampaign」をクリックします。
- 「Connect(接続する)」をクリックします。
- 上記のステップ 4 で ActiveCampaign からコピーした API アクセス URL と Key を入力します。
- 「Connect(接続する)」をクリックします。

ステップ 2 | オートメーションを作成する
ActiveCampaign アカウントを接続すると、アクションとして「ActiveCampaign」を設定したオートメーションを作成できるようになります。
オートメーションを作成する方法:
- サイトダッシュボードの「オートメーション」にアクセスします。
- 右上の「+新規オートメーション」をクリックします。
- オートメーションの作成方法を選択します:
- 一から作成:「新規作成」をクリックして、白紙のオートメーションテンプレートから作成します。
- おすすめオートメーション:カテゴリーまたは検索バーを使用して、編集したいおすすめのオートメーションを見つけます。次に、オートメーション横の「設定する」をクリックします。

- タイトルをクリックして、オートメーションに名前を付けます。
ステップ 3 | トリガーを選択する
オートメーションを開始するトリガーを選択します。これには、訪問者がサイト上で行うこと(例:フォームへの入力)や、あなたやチームメイトが行う行動(例:請求書を作成する)が含まれます。
注意:
表示されるトリガーは、企業のサイトにインストールされているアプリ(例:Wix フォーム、Wix ストア)によって異なります。
トリガーを選択する方法:
- 該当するアプリの下で利用可能なオプションからトリガーを選択します。

- トリガーを設定します。
注意:選択したトリガーに基づいて、トリガーの設定を完了するために異なる設定が表示されます。 - (オプション)「1名につき1度のトリガー」トグルを有効にして、トリガーの頻度を制限します:
- トリガーデータから対象者を選択:同じ対象者(例:連絡先 ID、記事執筆者連絡先 ID、サイト訪問者 ID など)に対してオートメーションをトリガーできる頻度を決定します。
ヒント:繰り返し発生する可能性のあるトリガーに設定すると便利です。 - 次の周期で1名につき1度のトリガー:同じ対象者に対してオートメーションが再度トリガーされるまでの時間を設定する場合は、このチェックボックスを選択します。
- トリガーデータから対象者を選択:同じ対象者(例:連絡先 ID、記事執筆者連絡先 ID、サイト訪問者 ID など)に対してオートメーションをトリガーできる頻度を決定します。
ステップ 4 | オートメーションに追加する内容を選択する
トリガーを選択したら、利用可能なステップ(アクション、待機、条件)を使用してオートメーションの設定を続けます。これらのステップは、実装しようとしているロジックに応じて、オートメーション順序の任意の場所に追加できます。
待機を追加する
ステップ間にバッファタイムを追加します。たとえば、トリガーに「フォームが提出された時」を選択し、アクションに「メールを送信」を選択して、一定の時間が経過した後にメールを送信するよう設定することができます。
注意:
待機を追加しない場合、アクションはすぐに実行されます。
待機を追加する方法:
- 「+」をクリックしてステップを追加します。
- 「待機」をクリックします。
- 上下の矢印をクリックし(または入力欄に直接数字を入力し)、ドロップダウンをクリックして「分」、「時間」、「日」などを選択します。

条件を追加する
条件を使用すると、フローを継続するための条件を定義することで、複雑なオートメーションフローを作成できます。「THEN」パスでは、条件が満たされる場合にのみオートメーションのフローが続行されます。ELSE パスを設定し、そうでない場合の動作を定義できます。
条件を追加する方法:
- 「+」をクリックしてステップを追加します。
- 「条件」をクリックします。
- 「プロパティを選択」ドロップダウンをクリックし、オートメーションが実行された際に収集する動的フィールドを選択します(例:人数)。
ヒント:プロパティピッカーに関する詳細はこちら - 「ロジックを選択」ドロップダウンをクリックし、受信したデータと値を比較する演算子(例:「が次より大きい」)を入力します。
- 下に表示されている入力欄をクリックし、値(例:3)を追加します。
ヒント:「カスタマイズ」をクリックすると、プロパティピッカーからオプションを選択することができます。 - (オプション)「+または」/「+および」をクリックし、さらに条件を追加します。
注意:追加した条件は、後で「または」と「および」の基準をまとめて切り替えることができます。 - 「適用する」をクリックします。

アクションを選択する
アクションとは、オートメーションが実行する内容です。たとえば、トリガーが「フォームが提出された時」の場合は、その訪問者に自動返信が送信されるようにして、フォローアップを手配することができます。また、チームがフォローアップの電話準備をするように「連絡先にラベルを追加」を設定することもできます。
「アクションを選択パネルでは、選択したトリガーに関連するアクションが表示され、ニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
アクションを選択する方法:
- 「+」をクリックしてステップを追加します。
- 「アクション」をクリックします。
- パネルからアクションを選択します。
注意:利用可能なアクションは、選択したトリガーによって異なります。

- 利用可能なオプションを使用してアクションを設定します。
ステップ 5 | トリガーから ActiveCampaign にデータをマッピングする
オートメーションに遅延、条件、アクションが設定されたら、選択したトリガーのデータを、該当する ActiveCampaign エンティティとフィールドに一致させます。これにより、Wix のデータが ActiveCampaign の適切なフィールドに受け渡せるようになります。
たとえば、トリガーが新しいフォーム送信の場合は、顧客のデータを ActiveCampaign の該当するエンティティフィールドに一致させる必要があります。
トリガーから ActiveCampaign にデータをマッピングする方法:
- 「+」をクリックしてステップを追加します。
- 「アクション」をクリックします。
- 「ActiveCampaign を更新」を選択します。
- 「ActiveCampaign で更新するオブジェクトを選択」ドロップダウンから該当するエンティティを選択します。
- アカウント:会社レベルの情報を格納して、個人の連絡先ではなく、ビジネスとのやり取りを管理・追跡します。
- 連絡先:データベース内の個々のユーザーを表し、エンゲージメント、コミュニケーション、オートメーションを追跡することができます。
- 取引:カスタマイズ可能な Pipeline からリードの進捗状況を追跡して、販売機会を管理します。
- 「フィールドをマッピング」をクリックします。
- 「トリガーからのデータ」下で該当する Wix のデータを選択し、適切な「ActiveCampaign フィールド」が更新されるようにします。
- (オプション)「+フィールドを追加」をクリックし、さらに情報を収集して ActiveCampaign アカウントに送信します。
- 「保存」をクリックします。

ステップ 6 | オートメーションを有効にする
「有効にする」をクリックして、オートメーションを有効にします。たとえば、トリガーにフォーム送信を選択してオートメーションを作成した場合、サイト訪問者がフォームを入力して送信するたびに、その詳細が該当する ActiveCampaign エンティティとフィールドに送信されます。

よくある質問
Wix Studio エンタープライズ ActiveCampaign 統合ツールに関する詳細については、以下の質問をクリックしてください。
ActiveCampaign 項目とは?
ActiveCampaign の必須項目とは?
ActiveCampaign フィールドのマッピング中に一部のフィールドが表示されないのはなぜですか?
ActiveCampaign にマッピングされた Wix フォームのフィールドを削除するとどうなりますか?
ActiveCampaign にマッピングされた Wix フォームのフィールド名を変更するとどうなりますか?
ActiveCampaign で連絡先が同じメールアドレスを使用して複数のフォームを送信するとどうなりますか?
UTM パラメータを Wix サイトから ActiveCampaign に引き渡すにはどうすればよいですか?
ActiveCampaign と Wix サイトの両方でサイトの追跡を管理するにはどうすればよいですか?