アクセシビリティ:動きを減らす
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サイト上のアニメーション、動画、自動再生などのコンテンツは、認知または神経学的な障がいや状況(例:てんかん、乗り物酔い)にある訪問者や支援技術を利用している訪問者の体験に影響を与える可能性があります。
そのため、サイト全体の動きを軽減することが推奨されます。動きを最小限に抑える方法として、スクロールエフェクトを回避する方法と、自動再生を回避・制限する方法の 2通りがあります。
Wix はどこで情報を入手しますか?
Wix では、World Wide Web Consortium(W3C) が開発した Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)文書に基づいて、推奨事項を作成しています。
サイトでのスクロールエフェクト
スクロールエフェクトは、通常、ページ、セクション、コンテナの背景に適用されます。スクロールエフェクトでは、背景と前景(付属するパーツ)が異なる速度または異なる方向に移動する可能性があるため、前庭疾患や注意障がいのある訪問者にとって問題となる可能性があります。
これらのエフェクトは、サイトの機能に不可欠な場合や情報を伝える場合にのみ追加することをおすすめします。インタラクションからのアニメーションに関する WCAG のガイドラインはこちら(英語)
サイトでの自動再生
一部の動画プレーヤーやオーディオプレーヤーは、ページが読み込まれると自動的にメディアが再生されるように設定されています。ただし、これは訪問者を混乱させたり、気を散らしたりす可能性があります。たとえば、自動的に再生が開始されるオーディオプレーヤーの場合は、オーディオがスクリーンリーダーの読み上げよりも優先されてしまう恐れがあります。
可能な限りサイトでの自動再生を制限することが推奨されます。ただし、ビジュアルコンテンツまたは音声コンテンツを追加している場合は、以下のガイドラインを使用してアクセシビリティを改善することができます:
- 動画・ビジュアルコンテンツ:以下のビジュアルコンテンツと動画に停止、一時停止、非表示にする機能を追加します(英語):
- 自動的に再生する
- 他のページコンテンツと並べて表示される
- 5秒以上続く
- 音声コンテンツ:以下の音声コンテンツにミュート、独立した音量調整オプションを追加します(英語):
- 自動的に再生する
- 3秒以上続く
訪問者がサイトコンテンツの動きを軽減する方法
サイトで動きのあるコンテンツまたは自動再生されるコンテンツを使用する場合、訪問者はデバイスのオペレーティングシステムとブラウザからこれらのオプションを無効にすることができます:
- スクロール / アニメーションエフェクト:訪問者はシステムの設定でアニメーションを無効にすることができます:
- Windows 11:アニメーションエフェクト
- Mac:動き / アニメーション画像の自動再生を減らす
- 動画 / 音声コンテンツ:訪問者はブラウザから音声 / 動画コンテンツの自動再生を回避することができます:
次のステップ:
アクセシビリティチェックリストに戻り、サイトのアクセシビリティを向上させましょう。